●百人一首より
<このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに/菅家>
◎共通点
一.本州と九州にまたがった生涯
二.廣義の「觀音信仰」をもっていた
三.世俗的成功を超え<道>を求めた人生
<詩歌の道~兵法の道~心身統一道>
(宮本武蔵『渡唐天神図』→中村天風「宮本武蔵への言及」)
<本州九州またがた生涯 觀音信仰もつてゐた
榮華より 榮興よりも 心(こころ)に道を求めた人生
九州本州またがた生涯 觀音信仰もつてゐた
榮華より 榮興よりも 身体(からだ)に道を求めた人生
本州九州またがた生涯 觀音信仰もつてゐた
榮華より 榮興よりも 生命(いのち)で道を求めた人生>
…。
若い頃、私は九州におりました。苦しかったことが多く、あまり良い思い出がありません。しかし、九州で「前向きな思い(中村天風の言う積極精神のもと)」の大切さを学んだのも事実であり、何とかあの時期のことを良い思い出に変えたいと強く願っています。そんな思いを込め、2018年のGWとお盆休みに、九州・福岡を訪ねました。GWには大宰府の寶満山を、お盆には甘木の昇龍觀音を訪ねました。仙厓さんも登った寶満山。寶満山では、繪を畫きました。
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